共栄タ、今期経常を一転黒字に上方修正

　共栄タンカー <9130> [東証Ｓ] が2月2日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比93.7％減の2500万円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の4億円の赤字→5000万円の黒字(前期は2億6700万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2200万円→4億7200万円(前年同期は3300万円)に21倍増額し、一転して14倍増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の4億4700万円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.5％→7.2％に改善した。

株探ニュース