豊田合、今期最終を31％上方修正・最高益予想を上乗せ

　豊田合成 <7282> [東証Ｐ] が2月2日後場(14:20)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比2.9倍の412億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の390億円→510億円(前期は160億円)に30.8％上方修正し、増益率が2.4倍→3.2倍に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の157億円→277億円(前年同期は77.6億円)に76.3％増額し、増益率が2.0倍→3.6倍に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比3.1倍の180億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.6％→7.9％に大幅改善した。

株探ニュース