山洋電、今期最終を一転19％減益に下方修正

　山洋電気 <6516> [東証Ｐ] が1月30日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期の連結最終利益を従来予想の125億円→92億円(前期は114億円)に26.4％下方修正し、一転して19.4％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の67億円→34億円(前年同期は51.5億円)に49.2％減額し、一転して34.0％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社グループの主要な販売市場である通信装置、およびロボット、工作機械、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が減退し、売上収益、および各利益につきましても前回の予想を下回る見込みとなりましたので、通期の業績予想を上記のとおり修正いたします。（注）本資料に掲載されている業績見通しなどの記述は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する 一定の前提に基づいており、実際の業績などは、今後のさまざまな要因により異なる場合があります。