三谷産業、今期経常を一転25%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2024/01/30 12:30
 三谷産業 <8285> [東証S] が1月30日昼(12:30)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の19.4億円に急拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の15.5億円→21.5億円(前期は17.1億円)に38.7%上方修正し、一転して25.3%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.6億円→9.6億円(前年同期は13.6億円)に2.6倍増額し、減益率が73.0%減→29.1%減に縮小する計算になる。

 直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比45.6%増の7.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.2%→2.0%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上高は、以下の主要因により前回発表予想を上回る見込みであります。(1)樹脂・エレクトロニクス関連事業について、自動車生産台数の増加により車載向け樹脂成形品の需要が回復したことに伴い、販売も順調であったこと。(2)情報システム関連事業について、基幹システムの更新案件や大型のハードウェア案件にかかる売上が増加したこと。営業利益は樹脂・エレクトロニクス関連事業における売上高の増加を主要因として、また経常利益は営業利益の増加を主要因として、前回発表予想を上回る見込みであります。親会社株主に帰属する当期純利益は、経常利益の増加に加え、当社保有の非上場有価証券1銘柄を売却したことに伴い投資有価証券売却益を計上したことを主要因として、前回発表予想を上回る見込みであります。(注)上記の業績予想につきましては、当社が本資料の発表日現在において入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は今後様々な要因により異なる可能性があります。
配信元: 株探

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