岡部、前期経常を2％上方修正

　岡部 <5959> [東証Ｐ] が1月25日大引け後(17:30)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の42億円→43億円(前の期は54.7億円)に2.4％上方修正し、減益率が23.2％減→21.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の21.2億円→22.2億円(前年同期は29.1億円)に4.7％増額し、減益率が27.1％減→23.7％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高、営業利益及び経常利益は概ね想定どおりに推移いたしましたが、本日開示の「チャプター11申請に関連した連結子会社の異動等（事業譲渡及び株式譲渡）及びこれらに伴う特別損失の計上（固定資産の減損損失）に関するお知らせ」及び「特別損失の計上（のれんの減損損失）に関するお知らせ」においてお知らせしたとおり、自動車関連製品事業に関する連結子会社の異動等に伴い特別損失約60億円を計上する見込みとなったこと、及び米国において建材製品の製造事業を展開しているOCM Manufacturing LLCに関して、当初想定していた期間における計画の達成が困難であると判断し、特別損失（のれんの減損損失）約16億円を計上する見込みとなったことから、親会社株主に帰属する当期純利益は想定を大幅に下回る見通しとなりました。なお、会計処理の方法等を含めて現在精査中であり、確定次第、経過報告開示又は決算短信をもって開示いたします。　親会社株主に帰属する当期純利益に与える具体的な影響につきましては、現在精査中であり、未定としておりますが、判明次第、速やかに開示いたします。