フルテック、前期経常を23％上方修正

　フルテック <6546> [東証Ｓ] が1月15日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年12月期の連結経常利益を従来予想の4億円→4.9億円(前の期は1.6億円)に22.5％上方修正し、増益率が2.5倍→3.0倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.8億円→2.7億円(前年同期は2.8億円)に49.2％増額し、減益率が36.2％減→4.9％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　受注状況は好調に推移してまいりましたが、期末に完工予定の工事物件が翌期にずれ込んだことにより、売上高は前回発表予想値を若干下回る見込みです。しかしながら、営業利益以下の各段階利益につきましては、利益率の高いリニューアルが堅調に推移したことに加え、採算管理の強化に努めた結果、工事損失引当金が当初見通しよりも減少したこと、及び経費圧縮の効果により、前回発表予想値を上回る見込みです。　なお、今回の業績予想の修正に伴う配当予想の修正はございません。