オリンピック、今期経常を85％下方修正

　Ｏｌｙｍｐｉｃグループ <8289> [東証Ｓ] が1月12日大引け後(15:30)に決算を発表。24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常損益は0.4億円の赤字(前年同期は0.8億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の20億円→3億円(前期は1.5億円)に85.0％下方修正し、増益率が13倍→92.3％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常損益も従来予想の18.3億円の黒字→1.3億円の黒字(前年同期は0.4億円の赤字)に92.6％減額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常損益は2.1億円の赤字(前年同期は2.8億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-1.1％→-0.7％に改善した。

株探ニュース