ディップ、今期経常を18％下方修正

　ディップ <2379> [東証Ｐ] が1月11日大引け後(15:30)に決算を発表。24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比4.6％増の97億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の141億円→116億円(前期は115億円)に17.7％下方修正し、増益率が21.6％増→横ばいに縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の79.5億円→54.5億円(前年同期は60.3億円)に31.4％減額し、一転して9.6％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比4.0％減の35.6億円に減り、売上営業利益率は前年同期の28.7％→26.2％に低下した。

株探ニュース