*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:新春相場は話題株は動く!思惑買いを誘因する個別株に注目【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年1月3日10時に執筆
デフレからインフレ時代へ突入し、これから日本の景気はどうなるのか楽しみですな。2023年はあれだけ米インフレに振り回されただけに、日本のインフレでは相場がどうなるか注視しておりますよ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
12月22日に総務省が発表した日本の11月の消費者物価指数は、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数で前年同月比3.8%の上昇となりました。インフレが鈍化して好感された米国では、11月の消費者物価指数(コアコアCPI)で前年同月比4.0%の上昇ですので、日米を比較すると日本は少しインフレになっただけで騒ぎ過ぎのような気がしますねぇ。
あたくし達、個人投資家が気にすべき事は日銀の植田総裁がいつ量的緩和をストップさせるのか、あるいはマイナス金利を解除するのかという事でしょう。植田総裁は賃金の上昇について度々言及しておりますので、春闘の時期は動きがあるかもしれません。
実際のところ、日本の実体経済が上向きになっているかを把握できなければ、利上げの判断は難しいはずです。日本は人手不足とは言うものの、現実的に中小企業が賃上げを行うには身を削る覚悟を伴うでしょう。ただ相場に関しては、景気通りに株価が動くほど単純なものではないと言えます。
2023年の相場から学ぶのなら、中央銀行の金融政策とAIなどの新しいテクノロジーへの期待は株価を十分に刺激していたはずです。そう考えると、新春は特定のテーマや材料を持つグロース株が期待から買われる可能性があるかもしれませんねぇ。しっかりと上昇トレンドを形成しているグロース株をチェックして参ります。
顧客購入履歴データ分析などを手掛けるブレインパッド<3655>は、12月後半から下値を切り上げましたねぇ。同社はエヌビディアと開発支援分野でパートナー企業契約を結んだ経緯もあり、2024年でもエヌビディアのニュースで物色される可能性があるか。年初来高値を更新後から、監視を強めていきたいです。
2023年はAI関連として物色されましたPKSHA Technology<3993>も引き続き注視しております。2023年のチャート(日足)は、1月の底値圏からAIブームに乗って上昇トレンドを形成した模様。2024年もポテンシャルは十分と見ております。
業績は軟調ながらも期待先行で買いが入っているドリコム<3793>は、見事に下値を切り上げてきました。過去にはNTTグループ2社と、ブロックチェーンゲームでWeb3連携に向けた取り組みを開始するとの発表から動意した経緯があります。
AEDなど医用電子機器を手掛ける日本光電工業<6849>は、12月25日に米投資ファンドのバリューアクト・キャピタルが同社株を大量保有している事が明らかになりました。その後は、窓を開けて動意しております。
「ガリバー」で知られる中古車買い取り店を運営するIDOM<7599>は、業界トップのビッグモーターの問題を受けて思惑から買いが流入したようです。業界シェアの序列が変わる事で、同社の業績に恩恵があるか…。ダイハツの検査不正でも同社への注目が集まっているようで、7月12日に付けた高値984円を上回れば強いトレンドを形成するか監視中です。
最後は顔料や着色剤を手掛ける大日精化工業<4116>です。同社は12月13日に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を発表後、急動意しました。やはり低PBRへの物色は2024年でも続くか。増配や自社株買いを発表する企業への監視を強めていきたいですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2024年1月3日10時に執筆
デフレからインフレ時代へ突入し、これから日本の景気はどうなるのか楽しみですな。2023年はあれだけ米インフレに振り回されただけに、日本のインフレでは相場がどうなるか注視しておりますよ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
12月22日に総務省が発表した日本の11月の消費者物価指数は、生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数で前年同月比3.8%の上昇となりました。インフレが鈍化して好感された米国では、11月の消費者物価指数(コアコアCPI)で前年同月比4.0%の上昇ですので、日米を比較すると日本は少しインフレになっただけで騒ぎ過ぎのような気がしますねぇ。
あたくし達、個人投資家が気にすべき事は日銀の植田総裁がいつ量的緩和をストップさせるのか、あるいはマイナス金利を解除するのかという事でしょう。植田総裁は賃金の上昇について度々言及しておりますので、春闘の時期は動きがあるかもしれません。
実際のところ、日本の実体経済が上向きになっているかを把握できなければ、利上げの判断は難しいはずです。日本は人手不足とは言うものの、現実的に中小企業が賃上げを行うには身を削る覚悟を伴うでしょう。ただ相場に関しては、景気通りに株価が動くほど単純なものではないと言えます。
2023年の相場から学ぶのなら、中央銀行の金融政策とAIなどの新しいテクノロジーへの期待は株価を十分に刺激していたはずです。そう考えると、新春は特定のテーマや材料を持つグロース株が期待から買われる可能性があるかもしれませんねぇ。しっかりと上昇トレンドを形成しているグロース株をチェックして参ります。
顧客購入履歴データ分析などを手掛けるブレインパッド<3655>は、12月後半から下値を切り上げましたねぇ。同社はエヌビディアと開発支援分野でパートナー企業契約を結んだ経緯もあり、2024年でもエヌビディアのニュースで物色される可能性があるか。年初来高値を更新後から、監視を強めていきたいです。
2023年はAI関連として物色されましたPKSHA Technology<3993>も引き続き注視しております。2023年のチャート(日足)は、1月の底値圏からAIブームに乗って上昇トレンドを形成した模様。2024年もポテンシャルは十分と見ております。
業績は軟調ながらも期待先行で買いが入っているドリコム<3793>は、見事に下値を切り上げてきました。過去にはNTTグループ2社と、ブロックチェーンゲームでWeb3連携に向けた取り組みを開始するとの発表から動意した経緯があります。
AEDなど医用電子機器を手掛ける日本光電工業<6849>は、12月25日に米投資ファンドのバリューアクト・キャピタルが同社株を大量保有している事が明らかになりました。その後は、窓を開けて動意しております。
「ガリバー」で知られる中古車買い取り店を運営するIDOM<7599>は、業界トップのビッグモーターの問題を受けて思惑から買いが流入したようです。業界シェアの序列が変わる事で、同社の業績に恩恵があるか…。ダイハツの検査不正でも同社への注目が集まっているようで、7月12日に付けた高値984円を上回れば強いトレンドを形成するか監視中です。
最後は顔料や着色剤を手掛ける大日精化工業<4116>です。同社は12月13日に「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」を発表後、急動意しました。やはり低PBRへの物色は2024年でも続くか。増配や自社株買いを発表する企業への監視を強めていきたいですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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