リケンテクノス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:常盤 和明)は、架橋ゴム・加硫ゴム代替TPV生産セミコマーシャルプラントを完成させました。
令和3年度におけるゴムくずの最終処分率は18.5%で、産業廃棄物の中では最終処分率が燃え殻に次ぎ2番目に高い品目(※)となっています。資源やエネルギーの持続可能性を重視したサーキュラーエコノミーの取り組みを拡大していく観点からも各種機能性ゴムの性能を担保し、リサイクル性に優れるTPV(動的架橋型熱可塑性エラストマー)が架橋ゴム・加硫ゴムの代替素材として期待されています。
※出典:環境省 令和4年度事業産業廃棄物排出・処理状況調査報告書(令和3年度速報値)
当社の研究開発センター(東京)では、架橋ゴム・加硫ゴム代替TPVコンパウンド開発のためのTPV生産セミコマーシャルプラント(SCP)の稼働を開始しました。このSCPは年間100トンの小規模ラインで、スケールアップ試験、顧客要求に応じたサンプリングと検証、小規模生産に適していることから、顧客の特別なニーズを満たし、フルスケールのプラントのボリュームを必要としないハイエンド製品の開発促進に有効です。当社では、このSCPを用いてTPVコンパウンドの開発・検証を進めており、開発したコンパウンドは自動車用成形部材や建材用途向けに上市していく予定です。また、TPVコンパウンドをシート化し、ゴム代替シートとして展開していくことも検討しています。
リケンテクノスでは、このSCPを活用し、生産技術の更なる向上と将来の実機導入に向けた研究を進めてまいります。
当社製品情報はこちらから
https://www.rikentechnos.co.jp/
令和3年度におけるゴムくずの最終処分率は18.5%で、産業廃棄物の中では最終処分率が燃え殻に次ぎ2番目に高い品目(※)となっています。資源やエネルギーの持続可能性を重視したサーキュラーエコノミーの取り組みを拡大していく観点からも各種機能性ゴムの性能を担保し、リサイクル性に優れるTPV(動的架橋型熱可塑性エラストマー)が架橋ゴム・加硫ゴムの代替素材として期待されています。
※出典:環境省 令和4年度事業産業廃棄物排出・処理状況調査報告書(令和3年度速報値)
当社の研究開発センター(東京)では、架橋ゴム・加硫ゴム代替TPVコンパウンド開発のためのTPV生産セミコマーシャルプラント(SCP)の稼働を開始しました。このSCPは年間100トンの小規模ラインで、スケールアップ試験、顧客要求に応じたサンプリングと検証、小規模生産に適していることから、顧客の特別なニーズを満たし、フルスケールのプラントのボリュームを必要としないハイエンド製品の開発促進に有効です。当社では、このSCPを用いてTPVコンパウンドの開発・検証を進めており、開発したコンパウンドは自動車用成形部材や建材用途向けに上市していく予定です。また、TPVコンパウンドをシート化し、ゴム代替シートとして展開していくことも検討しています。
リケンテクノスでは、このSCPを活用し、生産技術の更なる向上と将来の実機導入に向けた研究を進めてまいります。
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