<注目銘柄>=大崎電、スマートメーター計画上回って推移
大崎電気工業<6644.T>は9月15日につけた年初来高値713円更新をうかがう位置にあるものの、PBR0.6倍台と割安感が強く、更なる上値を指向しそうだ。
同社は電力量計の国内トップ。11月7日に発表した上期(4~9月)連結決算は、営業利益が23億2500万円(前年同期比4.3倍)と大幅な増益となった。国内計測制御事業で、スマートメーターが次世代機への切り替えで出荷減となったものの、計画を大きく上回ったことが牽引した。また、海外で英国向けの出荷が電子部材調達環境の好転により増加したことや、オセアニア向けの出荷が増加したことなども寄与した。
上期決算を受けて、会社側では24年3月期通期業績予想を営業利益で36億円から43億円(前期比93.1%増)へ上方修正したが、上期の期初計画同様に保守的との見方が強い。調査機関によっては同50億円を見込むところもあり、更なる上振れも期待できそうだ。
また、25年3月期以降は、スマートメーター事業で国内外ともに安定収益を維持できるとみられるほか、国内ソリューション事業の伸長や海外でスマートメーターと上位系システムとのセット販売の増加などによる利益率の向上が期待できる。業績も増益基調維持が見込まれており、株価もこれを織り込む動きへ向かいそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は電力量計の国内トップ。11月7日に発表した上期(4~9月)連結決算は、営業利益が23億2500万円(前年同期比4.3倍)と大幅な増益となった。国内計測制御事業で、スマートメーターが次世代機への切り替えで出荷減となったものの、計画を大きく上回ったことが牽引した。また、海外で英国向けの出荷が電子部材調達環境の好転により増加したことや、オセアニア向けの出荷が増加したことなども寄与した。
上期決算を受けて、会社側では24年3月期通期業績予想を営業利益で36億円から43億円(前期比93.1%増)へ上方修正したが、上期の期初計画同様に保守的との見方が強い。調査機関によっては同50億円を見込むところもあり、更なる上振れも期待できそうだ。
また、25年3月期以降は、スマートメーター事業で国内外ともに安定収益を維持できるとみられるほか、国内ソリューション事業の伸長や海外でスマートメーターと上位系システムとのセット販売の増加などによる利益率の向上が期待できる。業績も増益基調維持が見込まれており、株価もこれを織り込む動きへ向かいそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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