博展、2Q累計で過去最高の売上高を達成 リアルイベントの需要回復で、受注残高も2Qとして過去最高に
2023年12月期第2四半期決算説明
原田淳氏(以下、原田):株主、投資家のみなさま、ご視聴ありがとうございます。博展代表取締役社長の原田です。今回は、新しく移転したオフィスの、新しいスタジオからお届けしています。気持ちを新たにがんばります。
これから2023年12月期第2四半期決算のハイライトをご報告します。詳細に関しては決算説明資料をご確認ください。なお、動画の後半では10月に移転した新オフィスについて、クリエイティブ責任者の南とともに紹介したいと思います。
1.決算のハイライト
2023年12月期第2四半期決算のハイライトです。7月から9月の第2四半期としては、過去最高の売上高を叩き出しました。なおかつ10月から12月の第3四半期に計上予定の受注は非常に好調です。
なお、今期は12月までの9ヶ月の決算になります。ここまでの売上、先の受注ともに通期達成に向け堅調に推移しています。
2.業績、及び重要経営指標
業績の過去5年の経年比較です。売上高は第2四半期として過去最高の62億9,200万円です。営業利益は7,900万円、当期純利益は1,300万円です。利益は前期実績を下回る結果にはなっていますが、10月開催のジャパンモビリティショーなど、第3四半期に非常に大きなプロジェクトが控えており、そちらは順調に進捗しています。それらを合わせ、通期達成に向けて堅調に進んでいます。
2.業績、及び重要経営指標
受注高は48億3,400万円と、第2四半期では過去最高の着地となっています。営業活動の状況も非常に好調です。
2.業績、及び重要経営指標
受注残高です。第1四半期末で53億円弱の受注残を売上に順調に計上しつつ、その上で第2四半期末で68億6,200万円と、さらなる受注の積み増しで受注残高も過去最高になっています。そして、受注残高の主な内訳は当第3四半期、つまり10月から12月の案件が多くを占めています。
2.業績、及び重要経営指標
まとめになります。コロナ禍を経て、我々はあらためて「リアルでの体験の価値」が見直されたと感じています。コミュニケーションをデザインすることで体験の価値を追求している我々にとっては、非常に大きなフォローの風が吹いてきていると実感しています。市場やみなさまの期待にさらに応えられるようがんばっていきます。
ありがたいことに、そのがんばりが売上にも表れてきています。通期達成に向けて順調に進んでいますので、ぜひご期待ください。
つづいて、トピックスについてご紹介します。我々のパーパス実践のために、経営基盤、人材戦略の一環として、中長期の成長を見据えて投資し、18年ぶりに本社オフィスを移転しました。この新しい場所を通じて、魅力ある人材を創造し、さらにそこから魅力ある事業を創造していきたいと考えています。
今回は、オフィス移転プロジェクトを牽引したメンバーに、コミュニケーションデザインの観点で、新オフィスを紹介してもらいます。クリエイティブの責任者、執行役員の南です。
トピックス
南正一郎氏:みなさま、こんにちは。クリエイティブ領域を担当している南と申します。10月1日に移転した新オフィスについてご紹介します。
東京スクエアガーデンに本社を移転しました。オフィスをワンフロアに集約し、社内外へのコミュニケーションをさらに活性化させていくことを目的に、さまざまな創意工夫を凝らしたデザイン、仕掛けが散りばめられた設計となっています。本日はその考え、意思などを一部ご紹介します。
はじめに、エントランスに設置されたキャンバスエリアになります。こちらでは、自社内や顧客、パートナーとの、口頭ではなかなか伝わりきらないプロセス、人の思いを交えた対話の中から、さらに新しい創造や取り組みへのきっかけになるコミュニケーションを生み出していきたいという思いで設計された場所になっています。
ここは、みなさまとの間で生まれる対話や我々の社員のアイディアを基に、年に数回新しい展示に変えていきながら、どんどん新しいアイディアや創造を社外のみなさまと生み出せる場にしていきたいと考えています。
2つ目にご紹介するエリアは、執務スペース内に設置されたハングアウトカフェというスペースです。オフィスに設置されるいわゆるカフェスペースのような、豊かな働きかたを実現するための環境でもありますが、単なるカフェスペースにとどまらず、我々の社員一人ひとりの価値観や感性とつながるさまざまな企画を、このスペースで運営していきたいと考えています。
博展のビジネスは、我々の社員一人ひとりの多様で多面的な感性や意思を掛け合わせたコミュニケーションを通じて、コミュニケーションデザインという価値を提供していく重要な原動力となります。
今までよりも新たな発想や観点から、そのようなコミュニケーションが生まれる場を作っていくことで、我々の事業や社員一人ひとりの成長を実現していきたいという思いから、このカフェスペースは設置されています。
今回のオフィスのコミュニケーションコンセプトは「ゆるやかに、つながるオフィス」です。ゆるやかにつながっていくことが、コミュニケーションデザインをしていく上で我々にとって非常に重要なポイントです。
このつながりにより、能動性がある、自発的なつながりが生まれていきます。さらに、そのつながりには持続性があり、力強いコミュニケーションに変わっていきます。
それ自体が、我々がパーパスとして掲げている「人と社会のコミュニケーション」であり、現事業の成長につながります。
現在、我々はマーケティング市場に対して事業を展開していますが、新たな領域へ事業を展開するきっかけや発想、アイディア、創造性をこのオフィスから生み出すことで、さらなる成長を目指していきたいと考えています。
原田氏からのご挨拶
原田:南CCO、ありがとうございました。先ほどご覧いただいたとおり、このオフィスにはさまざまな思いが詰まっています。この思いをもって、さらに成長を遂げていきたいと思っています。これからも当社グループのご支援をよろしくお願いします。みなさま、ご視聴ありがとうございました。
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