ノバレーゼ、今期最終を一転48％減益に下方修正

　ノバレーゼ <9160> [東証Ｓ] が11月14日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は0.9億円の赤字(前年同期は6.6億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の18.6億円→8.5億円(前期は16.5億円)に54.0％下方修正し、一転して48.4％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の17.8億円→7.8億円(前年同期は11.9億円)に56.2％減額し、一転して34.6％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は1.6億円の赤字(前年同期は2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の9.2％→-4.5％に急悪化した。

株探ニュース