テラプローブはS高人気で上場来高値更新、ロジック製品好調で増額修正し一転して営業増益に
テラプローブ<6627.T>が急動意、一時700円高はストップ高となる5150円まで駆け上がる場面があった。半導体検査の受託事業を展開、台湾の半導体メーカー力成科技が5割弱の株式を保有する筆頭株主で、海外需要の取り込みでも優位性を持つ。株価は年初から13週移動平均線をサポートラインとする右肩上がりの揺るぎない上昇トレンドを形成してきたが、きょうは10月18日につけた上場来高値5120円を約1カ月ぶりに払拭し青空圏に突入した。前週末10日取引終了後に23年12月期の業績予想の修正を発表、営業利益は67億3000万円から70億円(前期比2%増)に増額し、減益見通しが一転して増益に変わった。車載用や5G基地局向けロジック製品の受託が増勢となり、これに為替のドル高・円安効果も加わった。この業績の上方修正が投資資金攻勢の手掛かりとなった形だ。
出所:MINKABU PRESS
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