シダックス、7-9月期(2Q)経常は9％減益、ＭＢＯに伴い今期配当を見送り

　シダックス <4837> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比9.5％増の23.4億円に伸び、通期計画の44億円に対する進捗率は53.2％に達し、5年平均の46.1％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.4％増の20.5億円とほぼ横ばいの計算になる。

　同時に、ＭＢＯに伴い従来12円を計画していた期末一括配当を見送る方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比8.6％減の11.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の4.0％→3.3％に悪化した。

株探ニュース