テラプローブ、今期経常を一転1％増益に上方修正・最高益更新へ

　テラプローブ <6627> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比3.9％増の55.7億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の68.9億円→74.2億円(前期は73.4億円)に7.7％上方修正し、一転して1.0％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の33.9億円→39.2億円(前年同期は39.9億円)に15.6％増額し、減益率が14.9％減→1.7％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比3.5％増の20.7億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の20.5％→21.1％に上昇した。

株探ニュース