ヤマックス、今期経常を50%上方修正・31期ぶり最高益、配当も10円増額

配信元:株探
投稿:2023/11/09 14:00
 ヤマックス <5285> [東証S] が11月9日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比69.5%増の6.9億円に拡大し、従来の26.8%減益予想から一転して増益で着地。
 併せて、通期の同利益を従来予想の10億円→15億円(前期は8.3億円)に50.0%上方修正し、増益率が20.5%増→80.7%増に拡大し、31期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比91.7%増の8億円に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→30円(前期は16円)に大幅増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比71.8%増の4.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.8%→10.9%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  今後も引き続き原材料価格の高騰が懸念され、コスト高が見込まれる状況にはありますが、一方で土木用コンクリート製品事業の当第2四半期累計期間の業績の状況および現時点の受注状況から、今後も業績は好調に推移することが予想されることから、2024年3月期通期業績につきましては、前回公表いたしました予想数値を上回る見込みであります。 期末配当予想につきましては、本日付の別途開示資料「配当予想(増配)の修正に関するお知らせ」をご参照ください。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

  当社は、企業体質の強化と今後の事業展開を図るための内部留保に努めながら、安定かつ継続的な配当を維持することを利益配分の基本方針としております。 配当金額につきましては、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題の一つと位置づけ、DOE(連結株主資本配当率)1%の下限を設けたうえで、連結配当性向30%を中期的な目標に配当を実施することとしております。 2024年3月期の配当予想につきましては、本日付の別途開示資料「業績予想の修正に関するお知らせ」を踏まえ、前回予想の1株当たり普通配当20.00円を10.00円増額の30.00円に修正することといたしました。
配信元: 株探

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