堺化学、今期最終を一転赤字に下方修正

　堺化学工業 <4078> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は20.3億円の赤字(前年同期は28.7億円の黒字)に転落し、従来の4億円の黒字予想から一転赤字で着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の36億円の黒字→8億円の赤字(前期は23.4億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は12.3億円の黒字(前年同期は5.2億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は24.8億円の赤字(前年同期は11億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の6.8％→-0.1％に急悪化した。

株探ニュース