菱ガス化、上期経常が50％減益で着地・7-9月期も28％減益

　三菱ガス化学 <4182> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比50.0％減の249億円に大きく落ち込んだが、通期計画の490億円に対する進捗率は50.9％となり、5年平均の52.3％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比21.3％増の240億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比28.4％減の179億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の7.3％→7.5％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース