サンユウ、今期経常を9％上方修正、配当も3円増額

　サンユウ <5697> [東証Ｓ] が11月2日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比22.2％減の4.5億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の5.5億円→6億円(前期は10.4億円)に9.1％上方修正し、減益率が47.2％減→42.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比68.0％減の1.4億円に大きく落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の14円→17円(前期は32円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比52.8％減の1.5億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.5％→2.4％に大幅悪化した。

株探ニュース