カゴメ、今期最終を38％上方修正

　カゴメ <2811> [東証Ｐ] が10月27日大引け後(15:40)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比44.0％増の95.2億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の65億円→90億円(前期は91.1億円)に38.5％上方修正し、減益率が28.7％減→1.3％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の13.1億円→38.1億円(前年同期は55.5億円)に2.9倍増額し、減益率が76.4％減→31.4％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比42.0％増の43.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の8.3％→11.2％に改善した。

株探ニュース