◆ 一旦“ドル売り”先行も… - 一時“149円前半”
米10年債利回りの頭打ちを背景に、昨日は“ドル売り”が先行しました。
しかし米製造業/サービス業PMIが“堅調”だったのに対して、欧・英の製造業/サービス業PMIは“芳しいとはいい難い”という内容に留まりました。
このため米・欧の景況格差が改めて意識される格好となり、その後は対ユーロ・対ポンドを中心に“ドル買い(戻し)”が目立ちました。
こうしてドル円は一時“149.316円”へと押し下げられたものの、その後は“149.922円”へと押し戻され、そのままの水準で昨日の取引を終えています。
◆ となると、ポジション調整を除けば…!?
このため本日も、“上値の重さ”は引きずりつつ、“150円トライ”は継続する可能性は高そうに思います。
米10年債利回りは“頭打ち”となっていますが、それでも「米金融引き締め長期化」への思惑は残存しやすく、このまま“ドル売り”が加速する可能性が低そうに思うからです。
一方で「円買い介入」の思惑も根強いものがありますが、こちらを確認するには“もう一段の上値模索”とならなければわからない…?
“もう一段のポジション調整”は入ってしかるべしとは考えるものの、“崩れない(大きくは下がらない)”を前提にしながら、引き続き神経質なマーケットと対峙したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
152.300(90/7/6高値)
151.952(22/10/21高値、大台)
151.428(9/1~9/8-9/11の161.8%返し)
151.000(大台)
上値5:150.709(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:150.621(9/1~9/8-9/11の138.2%返し)
上値3:150.345(+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:150.151(10/3高値《年初来高値》、ピボット1stレジスタンス)
上値1:149.991(10/20-21高値、大台)
前営業日終値:149.890(+1σ)
下値1:149.497(ピボット1stサポート)
下値2:149.398(日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線)
下値3:149.316(10/24安値、10/10~10/20の38.2%押し、10/17~10/20の61.8%押し)
下値4:149.077(10/10~10/20の50%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:148.994(10/3~10/20の38.2%押し、-1σ、大台)
148.891(ピボットローブレイクアウト)
148.804(10/17安値、10/10~10/20の61.8%押し)
148.686(10/3~10/20の50%押し、日足・一目均衡表基準線)
148.537(-2σ)
148.428(10/11安値、10/3~10/20の61.8%押し)
148.248(10/5安値)
148.163(10/10安値)
148.004(50日移動平均線、大台)
《10:45》
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