*14:41JST ニーズウェル Research Memo(11):2023年9月期の配当金は12.5円配当に上方修正
■株主還元策
ニーズウェル<3992>は利益還元を経営の重要な課題の1つと位置付けており、将来の事業展開と経営体質の強化のため、必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続することを基本方針としている。2023年9月期の1株当たり配当金については、2023年9月に上方修正※し、前期比2.5円増配の12.5円(配当性向は31.9%)を見込んでいる。
※2022年11月発表値は11.5円(2023年6月1日の株式分割考慮後の値)
また、経済成長及び人材確保を目的に社員の給与と賞与の引き上げに取り組んでいる。従業員満足度を高め、企業価値・株主利益の向上へつなげる取り組みとして、2023年4月の定期昇給における従業員の昇給率を平均3%(能力評価により最大27%)とした。昇給・昇格・賞与を含めた実質的な賃上げ率の平均は3%を超え5%程度となる見込みである。
さらに2023年6月に同社株式の流動性の向上、出来高の増加及び投資家層の拡大を図るため、1株につき2株の割合で株式分割を行った。さらに同月に株価の改善と株主還元の向上、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の実行を目的に、自己株式の取得を取締役会で決議し、同年9月までに5億円で66万株を買い付けた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<SO>
ニーズウェル<3992>は利益還元を経営の重要な課題の1つと位置付けており、将来の事業展開と経営体質の強化のため、必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続することを基本方針としている。2023年9月期の1株当たり配当金については、2023年9月に上方修正※し、前期比2.5円増配の12.5円(配当性向は31.9%)を見込んでいる。
※2022年11月発表値は11.5円(2023年6月1日の株式分割考慮後の値)
また、経済成長及び人材確保を目的に社員の給与と賞与の引き上げに取り組んでいる。従業員満足度を高め、企業価値・株主利益の向上へつなげる取り組みとして、2023年4月の定期昇給における従業員の昇給率を平均3%(能力評価により最大27%)とした。昇給・昇格・賞与を含めた実質的な賃上げ率の平均は3%を超え5%程度となる見込みである。
さらに2023年6月に同社株式の流動性の向上、出来高の増加及び投資家層の拡大を図るため、1株につき2株の割合で株式分割を行った。さらに同月に株価の改善と株主還元の向上、経営環境の変化に応じた機動的な資本政策の実行を目的に、自己株式の取得を取締役会で決議し、同年9月までに5億円で66万株を買い付けた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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