エコーTD、今期経常を88%上方修正・14期ぶり最高益、配当も4円増額

配信元:株探
投稿:2023/09/29 15:10
 エコートレーディング <7427> [東証S] が9月29日大引け後(15:10)に業績・配当修正を発表。24年2月期の連結経常利益を従来予想の9.5億円→17.8億円(前期は8.9億円)に87.5%上方修正し、増益率が6.4%増→99.4%増に拡大し、14期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に、3-8月期(上期)の連結経常利益も従来予想の5.2億円→10.5億円(前年同期は4.1億円)に2.0倍上方修正し、増益率が26.3%増→2.5倍に拡大し、14期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

 業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の12円→14円に増額し、下期配当も従来計画の12円→14円に増額修正した。年間配当は28円(前期は24円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当第2四半期連結累計期間につきましては、新型コロナウイルス感染症による行動制限が解除され消費活動が活発になったことや価格改定による商品単価の上昇、ライフステージや機能性に着目した高付加価値商材の拡大などにより、売上高は当初の見込みを超過いたしました。コスト面につきましては、在庫管理の徹底による適正在庫の維持や配送ルートの最適化など継続的なローコストオペレーションを実践したことが奏功し、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益は前回発表予想を上回る見通しとなりました。 なお、原油・原材料価格の高騰による仕入価格の上昇、人手不足による人件費増加、電気代や物流費など様々なコスト上昇が継続している事に加え、更なる成長に向けた労働環境の改善や適切な設備投資を実施する必要があり、今後も徹底したコストコントロールを行ってまいります。 以上の理由により、第2四半期(累計)および通期の連結業績予想を修正いたします。

  当社は、株主様への利益還元を重要な経営課題であると位置づけており、財務体質及び収益基盤の強化を図ることにより、安定的かつ継続的な利益配分を行うことを基本方針としております。 上記方針に基づき、前述の業績予想の修正を踏まえ、当期の中間配当予想及び期末配当予想を従来予想から各々2円増配し、年間配当金は1株当たり28円に修正いたしました。
配信元: 株探

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