◆ さらに“年初来高値更新”… - “149円台”到達
“タカ派寄り(FOMC)”VSハト派寄り(日銀)”を背景にした「日米金利差拡大」への思惑は、昨日も継続しました。
また『年内追加利上げを1度実施、その後は高金利を当面継続』とのカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁発言も、後を押した印象があります。
こうして米10年債利回りが“4.56%”へとさらに上昇する中、149円手前”に展開する「ドル売りオーダー」をこなしたドル円は“連日の年初来高値更新(149.184円)”を示現しています。
一方で「円買い介入」への思惑は、依然として燻り続けています。
このため“過度or急激な動き”と捉えられる可能性を秘めた“ストップロス”を絡めるには至っておらず、いわゆる“高止まり”となって昨日の取引を終えています。
◆ 本日も“せめぎ合い”と見られるが…?
このため本日も「日米金利差拡大」への思惑と、それを打ち消す「円買い介入」への警戒感のせめぎ合いと見られるところです。
“ドル買い+円売り”には安心感が漂いつつありますが、一方で“過度or急激な動き”と捉えられると崩される可能性が否めないところです。
そうなると“もう一段の上値模索”はあってしかるべきとは考えるものの、その歩みは引き続き“緩やか”と見るべき…?
昨日も記したように、短期投機筋からは『(現在のペースであれば)心理的節目:150円まで当局は動かない(動けない)』との声が聞こえてきています。
こればっかりは蓋を開けるまでわからないという類になりますが、それでも新たな材料が飛び出さない限り、本日も“崩れる”は想定しづらいと見たいところです。
あくまで“ゆっくり”との認識を持ちながら…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
152.300(90/7/6高値)
151.952(22/10/21高値、大台)
151.000(大台)
上値5:150.000(大台)
上値4:149.701(22/10/24高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:149.413(+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:149.281(ピボット1stレジスタンス)
上値1:149.184(9/26高値《年初来高値》)
前営業日終値:149.086(大台)
下値1:148.795(ピボット1stサポート)
下値2:148.698(9/26安値)
下値3:148.468(+1σ、ピボット2ndサポート)
下値4:148.309(ピボットローブレイクアウト)
下値5:148.238(9/25安値、日足・一目均衡表転換線)
148.000(大台)
147.928(9/11~9/26の38.2%押し)
147.540(9/11~9/26の50%押し、20日移動平均線)
147.494(9/22安値)
147.321(9/21安値、9/1~9/26の38.2%押し)
147.151(9/11~9/26の61.8%押し)
147.001(9/13-14安値、大台)
146.813(9/1~9/26の50%押し、日足・一目均衡表基準線)
146.586(-1σ)
146.441(9/12安値)
146.254(8/7~9/26の38.2%押し、9/1~9/26の61.8%押し)
《10:35》
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