*09:13JST ビーアンドピー---3Q増収・2ケタ増益、売上高は過去最高を更新し、通期業績予想通りに進捗
ビーアンドピー<7804>は8日、2023年10月期第3四半期(22年11月-23年7月)決算を発表した。売上高が前年同期比8.8%増の22.15億円、営業利益が同19.6%増の2.55億円、経常利益が同19.7%増の2.56億円、四半期純利益が同33.0%増の1.75億円となった。
セールスプロモーション事業においては、シェア拡大のため、2022年11月に京都営業所を開設し、アフターコロナにおけるインバウンド増による販促広告需要の獲得のため、並びに、2025年の大阪万博開催による販促広告需要を視野に入れ、関西エリアの営業の強化を図った。機能拡大については、主として扱っている多品種少量生産型のインクジェットプリントに加えて、第1四半期より、少品種多量生産型の案件に迅速に対応する社内制作体制及び外注先との協業体制を構築し、順調に売上を伸ばしている。また、デジタルサイネージ事業においては、第2四半期において大型の案件を受注し、映像を配信できるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の導入提案を積極的に進めている。領域拡大については、第1四半期より、成長市場とされるキャラクタービジネス市場において、インクジェットプリント事業で培ってきた印刷ノウハウや保有設備を活用し、オーダーグッズ制作に参入した。キャラクターグッズを扱う法人やコンテンツホルダーとの連携を見据えて、まずは既存顧客を中心にさまざまな販売促進用グッズの受注生産を行い、着実に実績を積んでいる。さらに、6月にOnePlanetと拡張現実(AR)技術に関する業務提携を行い、セールスプロモーション事業における新たなサービスとして「Promotion AR」を開始した。生産体制については、最新カットマシーンの増設を実施し、生産機能の拡大及び生産効率の向上を実現した。その他、制作知識の共有や検品体制の強化による品質管理の向上、材料費高騰への対応として代替品への切り替えや新素材の発掘を進めている。ウェブプロモーション事業においては、デジタルプロモーション事業で培ったネットショップの運営サポートを自社ECサイトの運営に活かすべく、第1四半期より自社ECサイトの運営とデジタルプロモーション事業を統合した。また、2022年8月に開設したサインディスプレイ専門サイト「インクイット」に加え、オンリーワンのオリジナルグッズが作れるサイト「オーダーグッズラボ」をオープンし、積極的な商品展開により受注を伸ばしている。
当第3四半期累計期間における売上高の進捗は、前年同期とほぼ同様となっている。通常、第2四半期にはゴールデンウィークをにらんだ広告需要があるが、第3四半期はそうした需要が無いことから受注が落ち着いている。当第3四半期も同様の傾向が見られ、かつ、当第3四半期に予定していた比較的多額の案件が第4四半期での受注、業績加算となる見込み。この業績加算が第3四半期から第4四半期にずれ込んだことに加え、同社は、例年第4四半期に大きく受注が拡大する傾向あり、今期も例年通りの大型受注の獲得が予定されているため、期初計画に沿った通期着地を見通している。
2023年10月期通期の業績予想については、売上高が前期比9.8%増の32.00億円、営業利益が同8.8%増の4.09億円、経常利益が同8.5%増の4.09億円、当期純利益が同9.0%増の2.62億円とする期初計画を据え置いている。
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セールスプロモーション事業においては、シェア拡大のため、2022年11月に京都営業所を開設し、アフターコロナにおけるインバウンド増による販促広告需要の獲得のため、並びに、2025年の大阪万博開催による販促広告需要を視野に入れ、関西エリアの営業の強化を図った。機能拡大については、主として扱っている多品種少量生産型のインクジェットプリントに加えて、第1四半期より、少品種多量生産型の案件に迅速に対応する社内制作体制及び外注先との協業体制を構築し、順調に売上を伸ばしている。また、デジタルサイネージ事業においては、第2四半期において大型の案件を受注し、映像を配信できるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の導入提案を積極的に進めている。領域拡大については、第1四半期より、成長市場とされるキャラクタービジネス市場において、インクジェットプリント事業で培ってきた印刷ノウハウや保有設備を活用し、オーダーグッズ制作に参入した。キャラクターグッズを扱う法人やコンテンツホルダーとの連携を見据えて、まずは既存顧客を中心にさまざまな販売促進用グッズの受注生産を行い、着実に実績を積んでいる。さらに、6月にOnePlanetと拡張現実(AR)技術に関する業務提携を行い、セールスプロモーション事業における新たなサービスとして「Promotion AR」を開始した。生産体制については、最新カットマシーンの増設を実施し、生産機能の拡大及び生産効率の向上を実現した。その他、制作知識の共有や検品体制の強化による品質管理の向上、材料費高騰への対応として代替品への切り替えや新素材の発掘を進めている。ウェブプロモーション事業においては、デジタルプロモーション事業で培ったネットショップの運営サポートを自社ECサイトの運営に活かすべく、第1四半期より自社ECサイトの運営とデジタルプロモーション事業を統合した。また、2022年8月に開設したサインディスプレイ専門サイト「インクイット」に加え、オンリーワンのオリジナルグッズが作れるサイト「オーダーグッズラボ」をオープンし、積極的な商品展開により受注を伸ばしている。
当第3四半期累計期間における売上高の進捗は、前年同期とほぼ同様となっている。通常、第2四半期にはゴールデンウィークをにらんだ広告需要があるが、第3四半期はそうした需要が無いことから受注が落ち着いている。当第3四半期も同様の傾向が見られ、かつ、当第3四半期に予定していた比較的多額の案件が第4四半期での受注、業績加算となる見込み。この業績加算が第3四半期から第4四半期にずれ込んだことに加え、同社は、例年第4四半期に大きく受注が拡大する傾向あり、今期も例年通りの大型受注の獲得が予定されているため、期初計画に沿った通期着地を見通している。
2023年10月期通期の業績予想については、売上高が前期比9.8%増の32.00億円、営業利益が同8.8%増の4.09億円、経常利益が同8.5%増の4.09億円、当期純利益が同9.0%増の2.62億円とする期初計画を据え置いている。
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