<注目銘柄>=upr、「2024年問題」追い風に高成長
ユーピーアール<7065.T>は8月4日に年初来高値2734円をつけたあと調整しているが、中期的な成長期待を背景に再び上値を目指す展開が期待できる。
同社は物流や製造現場向けの箱型荷台(パレット)のレンタル・販売が主力。7月14日に発表した第3四半期累計(22年9月~23年5月)連結決算は、営業利益6億8500万円(前年同期比70.8%増)となった。レンタル、販売の両事業が引き続き好調に推移していることが業績を牽引している。
業績好調の背景にあるのが、物流の「2024年問題」だ。トラックドライバーの長時間の荷待ちや契約外の荷役作業を軽減するため、バラ積み・バラ卸しの貨物をパレット化するパレット輸送、共同配送への関心が高まっている。これに加えて、EC向けの在庫保管需要の拡大、「2024年問題」が在庫分散の重要性を高めることに伴う倉庫需要の拡大などもパレットへのニーズを強めることにつながっており、業績は中期にわたって成長基調をたどりそうだ。
また、保管用レンタルパレットについても、港湾地区を中心に倉庫の在庫水準は高い状況が続いており、稼働率も高水準で推移している。これらを受けて、営業利益9億1000万円(前期比71.0%増)を見込む23年8月期業績予想は再上方修正の可能性があり、24年8月期も大幅増益が期待できよう。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
同社は物流や製造現場向けの箱型荷台(パレット)のレンタル・販売が主力。7月14日に発表した第3四半期累計(22年9月~23年5月)連結決算は、営業利益6億8500万円(前年同期比70.8%増)となった。レンタル、販売の両事業が引き続き好調に推移していることが業績を牽引している。
業績好調の背景にあるのが、物流の「2024年問題」だ。トラックドライバーの長時間の荷待ちや契約外の荷役作業を軽減するため、バラ積み・バラ卸しの貨物をパレット化するパレット輸送、共同配送への関心が高まっている。これに加えて、EC向けの在庫保管需要の拡大、「2024年問題」が在庫分散の重要性を高めることに伴う倉庫需要の拡大などもパレットへのニーズを強めることにつながっており、業績は中期にわたって成長基調をたどりそうだ。
また、保管用レンタルパレットについても、港湾地区を中心に倉庫の在庫水準は高い状況が続いており、稼働率も高水準で推移している。これらを受けて、営業利益9億1000万円(前期比71.0%増)を見込む23年8月期業績予想は再上方修正の可能性があり、24年8月期も大幅増益が期待できよう。(温羅)
出所:MINKABU PRESS
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