名古屋電機、上期経常を一転赤字に下方修正

　名古屋電機工業 <6797> [名証Ｍ] が8月29日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の8.1億円の黒字→0.1億円の赤字(前年同期は5.1億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の27.6億円(前期は24.3億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　高速道路向けＬＥＤ式道路情報板等の生産が想定どおり進捗しなかったため、減収が見込まれております。また、大型案件の原価先行による影響により減益が見込まれております。以上の理由により、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益が前回発表予想を下回りました。　なお、2024年３月期通期の連結業績予想につきましては、現時点において、生産状況に回復の見込みがあり、また、今後の受注状況が業績に与える影響を慎重に見極める必要があることから前回発表予想から変更しておりませんが、修正が必要な事象が生じた際には速やかに開示いたします。