TC3、Snykを組み込んだDevSecOps基盤「GigOps Security powered by Snyk」を「デジタル顧客接点トータルサービス」の強化として提供開始

配信元:PR TIMES
投稿:2023/08/22 16:17
ギグエコノミーを活用したデジタルサービス開発を提供するTC3株式会社(以下、TC3、本社:東京都千代田区、代表取締役:須藤 義人)は、この度、2021年3月に提供開始した「デジタル顧客接点トータルサービス」におけるDevSecOps基盤ソリューションとして、「GigOps Security powered by Snyk」を提供開始します。 TC3は、Topcoderを中心としたギグ・エコノミーとの共創によるデジタルプロダクト開発やAI開発をエンタープライズ向けに提供しております。今回、Snyk社とパートナー契約を締結することで、「GigOps Security powered by Snyk」を一般提供開始いたします。本ソリューションにより、TC3独自の手法であるギグ・エコノミーの開発者がオンデマンドに参画するプロジェクトにおいても、開発期間中から早期に脆弱性対策などのセキュリティ対策を講じることが可能になるとともに、継続的に機能拡張を行っていくようなアジャイルな開発ができる基盤をプロジェクト初期から導入することが可能です。


詳細資料はこちら
https://info.tc3.co.jp/gigops-security-powered-by-snyk

背景


デジタルトランスフォーメーション(DX)の文脈において、様々なウェブアプリケーションを世の中に展開することはもちろん、1つのウェブアプリケーションでも利用者のフィードバックに基づき、継続的に機能改善を行っていくことが企業には求められています。また、『LeanとDevOpsの科学*1』で言われるように、事業パフォーマンスの高い企業・組織は、そうでない企業と比較し、アプリケーションのデプロイ頻度が46倍も高いなど、継続的に開発が行われることが事業力強化と相関していることがわかっています。


一方で、脆弱性などの対策は一般的にはテストフェーズやリリース直前に行われることが多く、後工程で多くの対応作業をするケースが少なくありません。このように、リリース直前になりバグも含めて対応作業に追われることで開発者のやる気や生産性が低くなることも多々あります。


このような課題がある中で、開発者がスピーディに開発を行い、セキュアな状態で世の中にリリースする、2つの問題を同時に解決する手法が求められています。また、ギグ・エコノミーを巻き込んだTC3独自の開発プロセス「GigAgile*2」において、様々なエンジニアが参画しながら開発を行う重要な要素です。

*1:『LeanとDevOpsの科学』:https://book.impress.co.jp/books/1118101029
*2:GigAgileについての参考情報はこちら:https://www.tc3.co.jp/introduction-of-gigagile-mvp-meti/

本ソリューションの特徴


このような背景から、「GigOps Security powered by Snyk」を提供開始いたします。「GigOps Security powered by Snyk」では、主に以下の機能が提供されます。


GitHubを中核としたCI/CD パイプライン
ビルドやデプロイ、バージョン管理やセキュリティチェックなどの開発者にとって煩わしい作業をCI/CD基盤が肩代わりすることで、開発者がコーディングに集中し、開発プロジェクトを進めることができます。これによりデプロイ頻度、スピードを向上することが可能です。

Snykを同梱しセキュリティチェックを開発プロセス全体で実施
利用するOSSやクラウドサービス、Infrastructure as Codeなどクラウド時代に活用されるコンポーネントを開発プロセスの様々なステップでセキュリティチェックをします。Snykが実現する静的な脆弱性診断により、安全なサービスリリースを実現します。

ギグ・エコノミーとの開発プロジェクト管理
JiraとGitHub Issuesを連携することで、ギグ・エコノミーにアサインする開発タスクのアサインをスムーズにし、進捗状況などを可視化します。TC3のGigAgileプロセスを支える機能として重要なコンポーネントです。


本ソリューションの詳細は以下URLより資料をダウンロードいただけます。
https://info.tc3.co.jp/gigops-security-powered-by-snyk

Snykについて


デベロッパーファーストのセキュリティプラットフォームSnykは、2023年のGartner Magic Quadrant アプリケーション・セキュリティ・テスト部門(AST)のリーダーに認定されるグローバルリーダーです。Snykの開発者向けセキュリティプラットフォームは、アプリケーションコード、オープンソースライブラリ、コンテナ、Infrastructure as Code(IaC)など、現代のアプリケーションのあらゆる重要なコンポーネントに対してセキュリティの可視化と修正を提供します。


エンドースメントコメント


TC3は本ソリューションを提供するにあたり、Snyk社とパートナーシップを締結いたしました。Snyk社 カントリーマネージャ秋山氏よりコメントを頂いております。


「Snykはデベロッパーファーストのセキュリティプラットフォームを提供し、開発プロセスにおいてセキュリティ検知とその対策をスピーディに適用することができ、グローバルはもちろん日本国内においても多くの実績がございます。この度、TC3が「GigOps Security powered by Snyk」を提供開始されることを心より歓迎いたします。本サービスの展開により、日本国内の様々なお客様が開発プロセスの早い段階からセキュリティ対策ができる新たな世界を実現するきっかけとなることを期待します」

用語


デジタル顧客接点トータルサービス:詳細については以下URLをご参照ください。
https://info.tc3.co.jp/okta-customer-identity-management

ギグ・エコノミー:単発もしくは短期間での仕事を請け負う働き方、もしくはそのエコシステム全体のこと。いわゆるフリーランスとも呼ばれ、特定のスキルを活かし、企業などへその価値を提供し活躍する。

GigOps:TC3が提供する、ギグ・エコノミーとの共創を加速支援するサービスプラットフォーム。

TC3について


TC3は、「Gig Innovted.」をカンパニースローガンに掲げ、ギグ・エコノミーとの共創により、デジタルサービス開発にイノベーションを起こします。Topcoderをはじめとしたギグ・エコノミーを活用することで、スピーディかつスケーラブルな人材活用を実現し、市場で求められるデジタルサービス展開スピードへ貢献いたします。ウェブサービス開発から、AI開発まで、エンタープライズ企業を中心にご支援しております。
https://www.tc3.co.jp/case/
配信元: PR TIMES