東映アニメが続伸、国内有力証券は投資判断「A」に引き上げ
東映アニメーション<4816.T>が続伸。岩井コスモ証券は15日、同社株の投資判断を「B+」から「A」に引き上げた。目標株価は1万5000円を継続した。第1四半期(4~6月)の連結営業利益は前年同期比49.0%減の20億9500万円と大幅減益となった。映画「聖闘士星矢 The Beginning」の想定外の不調などが響いた。ただ、会社計画の修正はしておらず、10月に「ONE PIECE FILM RED」が再上映される見込みであることなどを考慮すると計画の達成及び上振れが期待できる状況と指摘。同証券では24年3月期の同利益は会社計画の175億円(前期比39.0%減)に対して195億円を予想している。特に、日本のアニメ・マンガ文化が海外に浸透し開拓しやすくなっており、海外市場の取り込みによる成長に期待できる点を評価している。
出所:MINKABU PRESS
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