日機装が急反発、円安効果とメディカル事業の収益性改善で今期最終益予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/08/15 09:30
日機装が急反発、円安効果とメディカル事業の収益性改善で今期最終益予想を上方修正  日機装<6376.T>が急反発した。14日の取引終了後、23年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しは29億円から51億円(前期比62.6%減)に見通しを引き上げており、手掛かり視されたようだ。

 足もとの為替や事業の動向を踏まえ、今期の売上収益予想は1800億円から1900億円(同7.3%増)に上方修正した。メディカル事業で収益性の改善を見込む半面、ポンプ・システム事業や航空宇宙事業の下振れリスクを織り込み、営業利益予想は据え置いた。23年1~6月期の売上収益は前年同期比0.4%減の872億1900万円、最終利益は同2.0倍の38億7300万円だった。航空宇宙と医療部門の売上収益が伸びたほか、円安による為替差益の計上も寄与した。

出所:MINKABU PRESS
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