ＴＫＣ、今期経常を2％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額

　ＴＫＣ <9746> [東証Ｐ] が8月10日大引け後(16:00)に決算を発表。23年9月期第3四半期累計(22年10月-23年6月)の連結経常利益は前年同期比14.1％増の136億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の136億円→139億円(前期は136億円)に1.6％上方修正し、増益率が横ばい→1.6％増に拡大し、従来の8期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の48.2億円→50.4億円(前年同期は52.4億円)に4.6％増額し、減益率が8.1％減→3.9％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の80円→84円(前期は78円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比35.7％増の47.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の20.7％→26.0％に上昇した。

株探ニュース