サンセイラン、今期経常を29％上方修正・4期ぶり最高益、配当も1円増額

　サンセイランディック <3277> [東証Ｓ] が8月10日後場(14:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比71.0％増の14.2億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の14億円→18億円(前期は12.8億円)に28.6％上方修正し、増益率が9.1％増→40.3％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比16.4％減の3.7億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の32円→33円(前期は28円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比9.4％減の3.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の12.5％→9.8％に低下した。

株探ニュース