片倉、上期経常は4.3倍増益で上振れ着地

　片倉工業 <3001> [東証Ｓ] が8月9日大引け後(16:00)に決算を発表。23年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比4.3倍の27.2億円に急拡大し、従来予想の21億円を上回って着地。
　通期計画の40億円に対する進捗率は68.2％となり、5年平均の66.2％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比34.4％減の12.7億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比10.0％増の14.6億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の10.6％→10.6％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース