*15:16JST ファブリカ Research Memo(6):2023年3月期の売上高・営業利益は過去最高業績を達成(2)
■ファブリカコミュニケーションズ<4193>の業績動向
2. 財務状況
(1) 連結貸借対照表
2023年3月期末における資産合計は4,702百万円となり、前期末比939百万円増加した。主な要因は、投資有価証券や関係会社株式の取得に伴う投資その他の資産が629百万円増加したことによるものである。負債合計は1,523百万円となり、同156百万円増加した。主な要因は、支払手形及び買掛金が86百万円増加、未払金が51百万円増加、未払法人税等が105百万円増加したことによるものである。純資産合計は3,178百万円となり、同782百万円増加した。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益810百万円の計上に伴う利益剰余金の増加によるものである。
自己資本比率は67.5%(前期末は63.7%)、2023年3月期の自己資本当期純利益率は29.1%(前期は35.8%)となった。財務の安定性は高く、今後も順調な業績拡大に伴い自己資本比率の上昇が続くことが見込まれる。
(2) 連結キャッシュ・フロー計算書
2023年3月期における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりである。
1) 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは1,038百万円の収入(前期は566百万円の収入)となった。主に、税金等調整前当期純利益1,222百万円、減価償却費68百万円、仕入債務の増加額86百万円などがあった一方、売上債権の増加額115百万円、棚卸資産の増加額54百万円、法人税等の支払額320百万円などがあったことによるものである。
2) 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、753百万円の支出(前期は100百万円の支出)となった。主に、関係会社株式の取得による支出422百万円、投資有価証券の取得による支出127百万円、無形固定資産の取得による支出100百万円などによるものである。
3) 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、240百万円の支出(前期は774百万円の収入)となった。主に、長期借入金の返済による支出94百万円、社債の償還による支出65百万円、配当金の支払いによる支出124百万円などによるものである。
4) 現金及び現金同等物の期末残高
現金及び現金同等物の増加額は44百万円(前期は1,241百万円の増加)となった。期末における現金及び現金同等物の残高は2,312百万円となり、前期末の2,268百万円から若干の増加となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)
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2. 財務状況
(1) 連結貸借対照表
2023年3月期末における資産合計は4,702百万円となり、前期末比939百万円増加した。主な要因は、投資有価証券や関係会社株式の取得に伴う投資その他の資産が629百万円増加したことによるものである。負債合計は1,523百万円となり、同156百万円増加した。主な要因は、支払手形及び買掛金が86百万円増加、未払金が51百万円増加、未払法人税等が105百万円増加したことによるものである。純資産合計は3,178百万円となり、同782百万円増加した。主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益810百万円の計上に伴う利益剰余金の増加によるものである。
自己資本比率は67.5%(前期末は63.7%)、2023年3月期の自己資本当期純利益率は29.1%(前期は35.8%)となった。財務の安定性は高く、今後も順調な業績拡大に伴い自己資本比率の上昇が続くことが見込まれる。
(2) 連結キャッシュ・フロー計算書
2023年3月期における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりである。
1) 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは1,038百万円の収入(前期は566百万円の収入)となった。主に、税金等調整前当期純利益1,222百万円、減価償却費68百万円、仕入債務の増加額86百万円などがあった一方、売上債権の増加額115百万円、棚卸資産の増加額54百万円、法人税等の支払額320百万円などがあったことによるものである。
2) 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、753百万円の支出(前期は100百万円の支出)となった。主に、関係会社株式の取得による支出422百万円、投資有価証券の取得による支出127百万円、無形固定資産の取得による支出100百万円などによるものである。
3) 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、240百万円の支出(前期は774百万円の収入)となった。主に、長期借入金の返済による支出94百万円、社債の償還による支出65百万円、配当金の支払いによる支出124百万円などによるものである。
4) 現金及び現金同等物の期末残高
現金及び現金同等物の増加額は44百万円(前期は1,241百万円の増加)となった。期末における現金及び現金同等物の残高は2,312百万円となり、前期末の2,268百万円から若干の増加となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)
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