アップコン、1Qは前年比で増収増益 公共工事の大型案件や海外技術提携会社による施工が大きく貢献
01. 事業の概要 【事業紹介】
松藤展和氏:アップコン株式会社代表取締役社長の松藤展和です。2024年1月期第1四半期の決算についてご説明します。
当社は、工場・倉庫・店舗や、一般の住宅などの建物において、地盤の不同沈下を原因として生じたコンクリート床の沈下・傾き・段差・空隙を完全ノンフロンのウレタン樹脂、および小型機械を用いた独自の「アップコン工法」によって修正する施工を主力事業として展開しております。
また、新たな事業展開推進のため、多数のプロジェクトを進行させ、硬質発泡ウレタン樹脂の新規応用分野への研究開発に取り組むことで、自ら市場を創りながら事業を開拓していくサイクルを目指す研究開発型企業を目指しています。
02. 第1四半期決算概要 【通期計画に対する進捗率】
当社の2024年1月期第1四半期決算は売上高2億9,583万9,000円(予算進捗率31.6パーセント)、営業利益5,917万5,000円(予算進捗率37.0パーセント)、経常利益5,978万8,000円(予算進捗率36.9パーセント)、当期純利益4,201万3,000円(予算進捗率39.3パーセント)となりました。
02. 第1四半期決算概要 【前年同期比】
前年同期比は売上高44.2パーセント増、営業利益207.3パーセント増、経常利益153.8パーセント増、当期純利益135.3パーセント増となりました。
主な要因は、公共工事に関する大型案件の受注や海外技術提携会社による施工が売上高及び各段階利益に大きく貢献したことによるものです。
02. 第1四半期決算概要 【貸借対照表】
資産に関しましては、現預金8億9,626万4,000円(前期末4,532万5,000円減)となりました。こちらは法人税や消費税の支払及び投資有価証券の取得によるものです。
また、負債は未払法人税及び未払消費税減によるものです。
03. 第1四半期トピックス 【海外提携会社初の施工に着手】
新型コロナウイルス感染症により海外での営業活動がストップしておりましたが、今期より行動制限及び海外渡航が可能になったことで海外提携会社初の施工に着手することができました。当社はベトナムLac Viet社の社員への技術指導および、材料の提供を行いました。
03. 第1四半期トピックス 【展示会出展情報】
展示会では防衛施設の維持管理展に出展し、専用に開発された高強度ウレタン樹脂でコンクリート舗装版を短工期で修正するアップコン工法を、実際にウレタンを使用したデモンストレーションを交えて技術紹介を実施。コロナ明けの影響もあり多くの方にご見学いただきました。今後の予定としましては、名古屋スマート工場エキスポ、燕三条モノづくりメッセ2023、ハイウェイテクノフェアなどの展示会に出展予定です。
03. 第1四半期トピックス 【テラリウム用ウレタン製基盤材“テラタン”のテスト販売を実施】
研究開発の一つとして、緑化プロジェクトからテラリウム用ウレタン製基盤材テラタンを応援購入サービス「Makuake」にてテスト販売しました。引き続き販売の機会を増やし、ウレタンの研究開発型企業としてアップコンの知名度向上を促進してまいります。
03. 第1四半期トピックス 【積極的なIR活動を推進】
IR活動といたしましては、各証券会社主催の個人投資家向け説明会の開催や名古屋証券取引所主催の展示会出展、上場企業IR担当者との交流会など、今後も積極的に活動機会を増やし、アップコン株式会社をアピールしてまいります。
関連銘柄
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