ファインズ、前期経常を2％上方修正・最高益予想を上乗せ

　ファインズ <5125> [東証Ｇ] が7月14日昼(12:20)に業績修正を発表。23年6月期の経常利益(非連結)を従来予想の7.3億円→7.4億円(前の期は6億円)に1.5％上方修正し、増益率が21.8％増→23.6％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の経常利益も従来予想の3.4億円→3.5億円に3.2％増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　第３四半期（2023 年１月１日～2023 年３月 31 日）では、Video クラウド事業において、商談数等が当初の想定を下回って推移をする等、通期にかけての着地見込が不透明という状況が続いておりました。こうした背景の中、通期業績の概算値の集計ができましたので速やかに開示するとともに現段階で認識している業績の差異について、開示基準に満たない増減率であるものの業績予想の修正を行うものです。通期の業績予想における売上高は前回発表予想比2.2％の減収となる見込みです。一方、各段階利益は、内製化率の向上等により前回発表予想比で増益を見込んでおります。