ホームポジ、今期経常を一転98％減益に下方修正、配当も23円減額

　ホームポジション <2999> [東証Ｓ] が7月12日大引け後(15:00)に決算を発表。23年8月期第3四半期累計(22年9月-23年5月)の経常損益(非連結)は9100万円の赤字(前年同期は6億4200万円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の8億4800万円→1500万円(前期は7億1000万円)に98.2％下方修正し、一転して97.9％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の経常損益も従来予想の7億5500万円の黒字→7800万円の赤字(前年同期は1億1200万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の28円→5円(前期は25円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の経常損益は1億8400万円の赤字(前年同期は4400万円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.6％→-3.6％に急悪化した。

株探ニュース