<動意株・30日>(大引け)=エレメンツ、HEROZ、高島屋など
ELEMENTS<5246.T>=上値指向強め4日続伸。同社グループのLiquidは29日、自社の生体認証技術を活用したオンラインで本人確認が完結するサービス「LIQUID eKYC」が、NTTPCコミュニケーションズ(東京都港区)が提供する中小企業及び個人の顧客向けホスティングサービス「WebARENA Indigo」に導入されたと発表。これが新たな買い手掛かりとなっているようだ。「LIQUID eKYC」は、ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時などに必要な身元確認をオンライン完結で行うサービス。運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の撮影、もしくはICチップの読み取りを行い、自撮りの顔写真との照合を行う方式や、公的個人認証を活用した方式を提供しており、累計本人確認件数は2000万件を突破しているという。
HEROZ<4382.T>=大幅高で3日続伸。この日、同社とポケモン(東京都港区)による特許の登録が明らかとなり、投資家の関心が向かったようだ。発明の名称は「プログラム、情報処理装置、ゲームサーバおよびゲームシステム」で、登録日は6月22日となっている。
高島屋<8233.T>=切り返し急。株価は1800円台半ばから1900円台前半のボックス圏もみ合いを続けていたが、上値抵抗ラインとなっている75日移動平均線をブレークした。29日取引終了後、24年2月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の350億円から375億円(前期比15%増)に増額した。高額消費やインバウンド消費の復活で売上高が押し上げられ、経営構造改革に伴うコスト削減効果も発現している。足もとの業績が会社側想定を上回って好調に推移していることで、これを評価する買いを呼び込んだ。
ティムス<4891.T>=物色人気でストップ高。29日の取引終了後、微生物化学研究会(東京都品川区)との間で、化合物探索に関する共同研究契約の締結を完了したと発表。これを手掛かり視した買いが集まった。同研究会が持つ微生物ライブラリーや、化合物ライブラリーについて、ティムスは一部提供を受ける。そのうえで、同社が検討するターゲットに作用する天然由来化合物のスクリーニングを実施。今後のパイプラインの拡充に貢献すると期待する。
フィードフォースグループ<7068.T>=ストップ高。29日の取引終了後、23年5月期の連結決算発表にあわせ、24年5月期の業績予想を開示した。売上高は前期比12.8%増の44億7200万円、経常利益は同32.7%増の13億5400万円と、前期に続き過去最高を見込んでおり、好感されたようだ。プロフェッショナルサービス事業では、生成AI活用を含めた将来の収益基盤構築のための人材投資を進めることから、増収減益を見込む。一方、SaaS事業は増収増益を計画。DX事業ではShopifyアプリ関連の収益の積み上げなどにより、増収・営業損益の黒字化を予想する。23年5月期の売上高は前の期比32.0%増の39億6600万円、経常利益は同11.8%増の10億2000万円だった。
ヘッドウォータース<4011.T>=急反発で上値追い再開。株式分割後株価での取引初日となった前日は目先利益確定の売りに押される展開となったが、きょうは大きく買い直される展開で中長期上昇トレンドを継続している。人工知能(AI)を活用したソリューションビジネスを展開するほか、生成AI分野にも積極的に踏み込んでいる。そうしたなか、29日取引終了後、同社は米エヌビディア<NVDA>のAIスタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception」のパートナー企業に認定されたことを発表した。画像処理半導体(GPU)で圧倒的シェアを誇るエヌビディアは米国株市場で生成AI関連の中核銘柄として人気を集めており、ヘッドウォも同社との連携で同分野の展開力にマーケットの関心が集まっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
HEROZ<4382.T>=大幅高で3日続伸。この日、同社とポケモン(東京都港区)による特許の登録が明らかとなり、投資家の関心が向かったようだ。発明の名称は「プログラム、情報処理装置、ゲームサーバおよびゲームシステム」で、登録日は6月22日となっている。
高島屋<8233.T>=切り返し急。株価は1800円台半ばから1900円台前半のボックス圏もみ合いを続けていたが、上値抵抗ラインとなっている75日移動平均線をブレークした。29日取引終了後、24年2月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の350億円から375億円(前期比15%増)に増額した。高額消費やインバウンド消費の復活で売上高が押し上げられ、経営構造改革に伴うコスト削減効果も発現している。足もとの業績が会社側想定を上回って好調に推移していることで、これを評価する買いを呼び込んだ。
ティムス<4891.T>=物色人気でストップ高。29日の取引終了後、微生物化学研究会(東京都品川区)との間で、化合物探索に関する共同研究契約の締結を完了したと発表。これを手掛かり視した買いが集まった。同研究会が持つ微生物ライブラリーや、化合物ライブラリーについて、ティムスは一部提供を受ける。そのうえで、同社が検討するターゲットに作用する天然由来化合物のスクリーニングを実施。今後のパイプラインの拡充に貢献すると期待する。
フィードフォースグループ<7068.T>=ストップ高。29日の取引終了後、23年5月期の連結決算発表にあわせ、24年5月期の業績予想を開示した。売上高は前期比12.8%増の44億7200万円、経常利益は同32.7%増の13億5400万円と、前期に続き過去最高を見込んでおり、好感されたようだ。プロフェッショナルサービス事業では、生成AI活用を含めた将来の収益基盤構築のための人材投資を進めることから、増収減益を見込む。一方、SaaS事業は増収増益を計画。DX事業ではShopifyアプリ関連の収益の積み上げなどにより、増収・営業損益の黒字化を予想する。23年5月期の売上高は前の期比32.0%増の39億6600万円、経常利益は同11.8%増の10億2000万円だった。
ヘッドウォータース<4011.T>=急反発で上値追い再開。株式分割後株価での取引初日となった前日は目先利益確定の売りに押される展開となったが、きょうは大きく買い直される展開で中長期上昇トレンドを継続している。人工知能(AI)を活用したソリューションビジネスを展開するほか、生成AI分野にも積極的に踏み込んでいる。そうしたなか、29日取引終了後、同社は米エヌビディア<NVDA>のAIスタートアップ支援プログラム「NVIDIA Inception」のパートナー企業に認定されたことを発表した。画像処理半導体(GPU)で圧倒的シェアを誇るエヌビディアは米国株市場で生成AI関連の中核銘柄として人気を集めており、ヘッドウォも同社との連携で同分野の展開力にマーケットの関心が集まっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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