稲葉製作、8-4月期(3Q累計)経常が72％増益で着地・2-4月期も32％増益

　稲葉製作所 <3421> [東証Ｓ] が6月12日大引け後(15:00)に決算を発表。23年7月期第3四半期累計(22年8月-23年4月)の連結経常利益は前年同期比72.0％増の25.2億円に拡大し、通期計画の31億円に対する進捗率は81.4％に達し、5年平均の69.2％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した5-7月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比29.5％減の5.7億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である2-4月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比31.7％増の12.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.9％→10.0％に改善した。

株探ニュース