◆ “揺れ動き”はすれども… - “139円台”変わらず
前日台頭した「米景気楽観論の後退」が基本的には踏襲されたものの、昨日は主だった米経済指標の発表もなく、新規材料難に苛まれました。
このため積極的な売買は手控えられやすく、大きな動意につながることはありませんでした。
こうしてドル円は、欧州タイムには“139.09円”へと下落、一方でNYタイム中盤には“139.991円”へと上昇する場面こそ見られたものの、“139円台”の揺れ動きから抜け出すことはありませんでした。
◆ 前日と環境は、何も変わっていない…?
短期金融市場を見た「6月据え置き(約80%)」「7月までに0.25%利上げ(約60%)」の確率は、昨日と比べると“数ポイント”の変動に留まっているなど、特に大きな変化も見られておりません。
このため米金融政策を巡る思惑そのものは、やはりそれほど変わっていないと見るのが自然…。
そうなると次なる変動には“新たな材料”が必要と見られる中、本日も主だった米経済指標は不在となります。
幾分“下値模索”あるいは“その反動(買い戻し)”が入るかもしれませんが、基本的には昨日に続き“139円台”での揺れ動きと見たいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
142.214(22/11/22高値)
142.108(+2σ)
141.977(週足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
141.607(22/11/23高値)
141.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:140.922(5/30高値)
上値4:140.450(6/5高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:140.234(+1σ)
上値2:140.072(ピボット1stレジスタンス)
上値1:139.991(6/6高値、大台)
前営業日終値:139.666(日足・一目均衡表転換線)
下値1:139.571(月足・一目均衡表転換線)
下値2:139.178(ピボット1stサポート)
下値3:139.097(6/6安値)
下値4:139.000(大台)
下値5:138.726(6/2NYタイム安値《米雇用統計時安値》、ピボット2ndサポート)
138.598(6/2安値、20日移動平均線)
138.418(6/1安値)
138.231(5/24安値、5/11~5/30の38.2%押し、ピボットローブレイクアウト)
138.000(大台)
137.429(5/19-22安値)
137.284(5/18安値、200日移動平均線、5/11~5/30の50%押し)
《10:25》
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