フジ日本、今期経常を一転18％増益に上方修正・最高益、配当も13円増額

　フジ日本精糖 <2114> [東証Ｓ] が5月29日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の19.5億円→25億円(前期は21.2億円)に28.2％上方修正し、一転して17.7％増益を見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　業績好調に伴い、従来無配としていた今期の上期配当を15円(前年同期は無配)実施するとし、下期配当は従来計画の17円→15円に修正した。年間配当は従来計画の17円→30円(前期は17円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社グループの2024年3月期の通期業績見込につきましては、国内での投資先からの配当金受領を見込んでおります。その結果、2023年4月28日に公表しました2024年3月期の連結業績予想を修正いたします。詳細は、本日公表しました「配当金の受領に関するお知らせ」をご覧ください。なお、製造コストや物流コストについて、エネルギー価格の高騰などによる最近の動向等を踏まえた結果、営業利益については減額修正いたします。

　当社は、株主の皆様に対して、安定的な利益還元の継続や自己株式取得等の資本政策による株主価値の向上を経営の重要課題としております。当期の（2024年3月期）の1株当たり配当金につきましては、期末配当として17円を予想しておりましたが、中間配当を新たに実施することや本日公表しました「業績予想の修正に関するお知らせ」を踏まえて、株主の皆様により一層の利益還元を図るため、配当予想を中間配当15円、期末配当15円の合計30円に修正することといたしました。