午後:債券サマリー 先物は続落、日銀オペ「弱め」で下押し 長期金利0.405%に上昇
24日の債券市場で、先物中心限月6月限は続落した。日銀がこの日、実施した定例の国債買い入れオペの結果が弱めと受け止められた。債券需給に対する前向きな見方が薄れ、先物への売りを促した。
国債買い入れオペは4本いずれもオファー額が前回から据え置かれた。応札倍率は「残存期間1年超3年以下」が1.79倍、「同3年超5年以下」が2.52倍、「同5年超10年以下」が2.47倍、「同10年超25年以下」が2.18倍となった。応札倍率はいずれも前回のオペから上昇。なかでも「同10年超25年以下」の結果は、超長期債に対する機関投資家による需要への楽観的な見方を修正させる格好となった。
朝方は、先物は底堅く推移した。米債務上限問題を巡る交渉に進展がみられず、今後の金融市場に対する悪影響が懸念されるなか、日経平均株価が連日の下げとなり、株式から債券に資金をシフトさせる目的の買い需要への期待が、先物を下支えした。
先物6月限は前営業日比7銭安の148円61銭で取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.010%上昇の0.405%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
国債買い入れオペは4本いずれもオファー額が前回から据え置かれた。応札倍率は「残存期間1年超3年以下」が1.79倍、「同3年超5年以下」が2.52倍、「同5年超10年以下」が2.47倍、「同10年超25年以下」が2.18倍となった。応札倍率はいずれも前回のオペから上昇。なかでも「同10年超25年以下」の結果は、超長期債に対する機関投資家による需要への楽観的な見方を修正させる格好となった。
朝方は、先物は底堅く推移した。米債務上限問題を巡る交渉に進展がみられず、今後の金融市場に対する悪影響が懸念されるなか、日経平均株価が連日の下げとなり、株式から債券に資金をシフトさせる目的の買い需要への期待が、先物を下支えした。
先物6月限は前営業日比7銭安の148円61銭で取引を終えた。現物債市場で新発10年債利回りは同0.010%上昇の0.405%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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