日本精密、前期経常を一転36%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2023/05/11 11:00
 日本精密 <7771> [東証S] が5月11日午前(11:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の1.2億円→2.5億円(前の期は1.8億円)に2.1倍上方修正し、一転して36.0%増益見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3.7億円の赤字→2.4億円の赤字(前年同期は1.8億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 通期連結業績予想修正の理由 令和5年3月期の連結業績予想につきましては、売上高は当初計画値を843百万円上回り、6,900百万円となり、営業利益181百万円、経常利益257百万円、親会社株主に帰属する当期純利益175百万円にそれぞれ修正する見込みとなりました。 理由につきましては、売上高は、時計関連及びメガネフレームは円安の追い風もあり、コロナ禍前の水準に戻りつつあり、また、釣具・応用品は、4期連続二桁の伸びを記録しており、それぞれ予想を大幅に上回りました。それにともない、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ大幅に予想を上回りました。通期個別業績見込み 令和5年3月期の実態業績予想につきましては、事業構造改善費用の特別損失の計上などにより△60百万円の当期純損失の計上となる見込みです。2.営業外収益(為替差益)の内容 令和5年3月期通期連結累計期間におきまして、為替相場の変動により営業外収益に為替差益83,994千円を計上しております。3.特別損失(事業構造改善費用)の内容 当社グループは、収益の改善を目指し、事業の構造改革を実施し、経営効率の改善に取り組んでおります。 令和5年3月期通期連結累計期間におきまして、本事業構造改革に伴い発生する費用及び損失を合理的に見積り、特別損失に事業構造改善費用31,492千円を計上しております。(注) 上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今  後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

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