協立電機、今期経常を28%上方修正・4期ぶり最高益、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2023/05/08 15:00
 協立電機 <6874> [東証S] が5月8日大引け後(15:00)に決算を発表。23年6月期第3四半期累計(22年7月-23年3月)の連結経常利益は前年同期比45.5%増の19.9億円に拡大した。
 併せて、通期の同利益を従来予想の18億円→23億円(前期は16億円)に27.8%上方修正し、増益率が12.3%増→43.5%増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.2億円→13.2億円(前年同期は8.4億円)に60.3%増額し、一転して57.8%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の65円→70円(前期は55円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比68.0%増の10.2億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.3%→9.9%に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2023年6月期通期の連結業績予想数値につきまして、当社グループビジネスが全般に亘り好調であり、第3四半期累計期間において、売上高は上振れ基調ながらも概ね計画通りに推移しておりますが、利益確保を最重要項目として採算性向上を推進する営業施策を推し進めた結果、利益面において全ての項目で前回公表の予想数値を上回る見込みとなったため、上記の通り修正いたします。

  当社は株主の皆様への利益還元を最重要施策の1つとして認識しており、その利益配分に関し、内部留保金について適正な水準での充実を図りつつ、継続的な配当を重視するとともに、配当性向を重視し業績に応じた適正な利益配分の継続を基本方針としております。 2023年6月期の期末配当につきましては、1株当たり65円を予定しておりましたが、通期の業績見込み、財務状況等を総合的に勘案し、日頃の株主の皆様のご支援に報いるため、当初予想から普通配当を5円増配し1株当たり70円(普通配当70円)に修正させていただきます。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は今後の様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
3,100.0
(15:00)
0.0
(---)