小森、前期経常を22％上方修正

　小森コーポレーション <6349> [東証Ｐ] が4月27日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の54億円→66億円(前の期は34億円)に22.2％上方修正し、増益率が58.5％増→93.7％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13億円→25億円(前年同期は25億円)に92.1％増額し、減益率が48.0％減→0.2％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年3月期連結業績予想は、売上高は前回予想とほぼ変更ありませんが、地域別及び製品別構成が前回予想と異なるため出荷費の発生が減少し、また研究開発費の発生も計画を下回ったことなどの要因により販売費及び一般管理費が減少しました。この結果、営業利益が前回予想より31.8％増加し、加えて税金費用の発生が予想より減少したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益は、前回発表予想から35.7％増加する見通しです。※業績予想数値につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。