野村マイクロ、前期経常を22％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も50円増額

　野村マイクロ・サイエンス <6254> [東証Ｐ] が4月26日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の52.2億円→64億円(前の期は45.8億円)に22.5％上方修正し、増益率が14.1％増→39.7％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の34億円→45.7億円(前年同期は23.5億円)に34.5％増額し、増益率が44.8％増→94.7％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の100円→150円(前の期は95円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、本日公表しました「業績予想の修正及び特別利益（見込）の計上に関するお知らせ」を踏まえ、今後の事業展開と経営体質の強化を図るために必要な内部留保を行うとともに安定した配当を継続していくとする基本方針に基づき、2023年3月期の業績等を総合的に勘案した結果、2022年5月13日に公表しました2023年3月期の期末配当予想より50円00銭増配し、1株当たり110円00銭に修正いたします。これにより2023年3月期通期配当金は150円00銭になる予定であります。　なお、期末配当につきましては、2023年6月下旬開催予定の第54回定時株主総会に付議する予定であります。