佐藤渡辺、前期経常を42％下方修正

　佐藤渡辺 <1807> [東証Ｓ] が4月24日後場(14:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の11.3億円→6.5億円(前の期は25.6億円)に42.5％下方修正し、減益率が56.0％減→74.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.9億円→9.1億円(前年同期は16.7億円)に34.3％減額し、減益率が16.7％減→45.3％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　個別業績予想　売上高につきましては、工事の受注時期が期初想定よりも遅れたことや一部工事の進捗遅れ等の影響により、前回予想を下回る見込みであります。営業利益、経常利益、当期純利益につきましては、売上高の減少、競争激化による工事採算の低下、円安の影響等による原材料価格の高騰および製品製造・販売部門における販売価格への転嫁が進まなかったこと等により前回予想を下回る見込みであります。　なお、配当予想（１株当たり100円）につきましては変更ありません。連結業績予想　主に上記の個別業績の予想により、連結業績予想は前回予想を下回る見込みであります。