◆ 「往って来い」 - “133円台”変わらず
米CPIを控える中、昨日は主に対ユーロで“ドル売り”が先行した。
一方で一巡後は米10年債利回り上昇を背景にした“ドル買い”が優勢となり、巻き戻されていきました。
こうした中でドル円はNYタイム序盤にかけて“132.974円”へと値を落としたものの、NYタイム終盤には“133.794円”へ値を戻す「往って来い」を演じています。
もっとも“前日高値(133.870円)”には届いておらず、“下値は堅い”が“上値も重い”を引きずったまま、昨日の取引を終えています。
◆ あくまで「結果次第」だが… - 米CPI
米CPIが発表されるまでは、基本的に“様子見ムード”が強まると見るのが自然です。
一方で発表後は、もちろん結果次第ということになりますが、その分だけ“大きく振れる”という可能性は否めない…?
昨年は「ガソリン価格高騰」という主だった要因があっただけに、基本的には“伸び鈍化”が想定されています。
しかし食品等を除くコアは“高止まり”が警戒されているだけに、仮に予想通りであっても「インフレ継続→早期の米利下げ観測後退」となる可能性もゼロではないということになります。
そして短期金融市場では「(年後半に向けた)利下げ転換」を織り込む相場がすでに形成されていますので、“もう一段の巻き戻し”が入る可能性は十分…。
もちろん結果次第という状況に変化はありませんが、個人的には“上方向(ドル買い)”を意識しながら、その結果をしっかりと見極めたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※米CPIが予定されていますので、さらに値幅を拡大しております。
137.198(200日移動平均線)
136.985(3/10高値、大台)
136.000(大台)
135.929(50週移動平均線)
135.102(3/15高値)
135.000(大台)
134.826(ピボットハイブレイクアウト)
134.749(3/8~3/24の61.8%戻し)
134.486(日足・一目均衡表先行スパン上限)
上値5:134.311(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:134.221(+2σ)
上値3:134.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値2:133.870(4/10高値)
上値1:133.794(4/11高値、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:133.702
下値1:133.370(50日移動平均線)
下値2:133.266(100日移動平均線、+1σ)
下値3:133.186(ピボット1stサポート)
下値4:132.974(4/11安値、大台)
下値5:132.808(20週移動平均線)
132.625(4/5~4/10の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
132.567(日足・一目均衡表先行スパン下限)
132.366(ピボットローブレイクアウト)
132.241(日足・一目均衡表転換線、20日移動平均線、週足・一目均衡表先行スパン下限、4/5~4/10の50%押し)
132.000(大台)
131.826(4/10安値、4/5~4/10の61.8%押し)
131.470(4/7安値)
131.380(4/5~4/10の76.4%押し)
131.244(-1σ)
131.000(大台)
130.787(4/6安値)
130.611(4/5安値)
130.407(3/28安値)
130.250(-2σ)
《10:35》
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