日本プロセス、今期経常を11%上方修正、配当も1円増額

配信元:株探
投稿:2023/03/31 15:00
 日本プロセス <9651> [東証S] が3月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年5月期第3四半期累計(22年6月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比26.8%増の7.3億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の8.3億円→9.2億円(前期は8億円)に11.4%上方修正し、増益率が2.7%増→14.5%増に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.6億円→4.5億円(前年同期は4.3億円)に26.2%増額し、一転して5.3%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の34円→35円(前期は33円)に増額修正した。

 直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.8%増の2.6億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.7%→10.8%に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 (個別業績予想)個別業績につきましては、全てのセグメントにおいて受注環境が好調に推移しており、第6次中期経営計画で取り組んでいる「人材育成のための大規模案件請負の推進」や「トータル・ソフトウェア・エンジニアリング・サービスのトータル度向上」の取組による生産性向上や、第4四半期の受注状況などを勘案した結果、売上高、利益とも前回発表を上回る見通しとなりました。(連結業績予想)連結業績につきましては、個別業績予想の修正理由によるものです。※上記の業績予想については、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、不確定な要素を含んでおります。そのため、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。

 当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題として位置付けており、成長の源泉として利益を確保すると同時に、安定的な配当の継続と概ね連結配当性向50%以上を目標として実施することを配当の基本方針としております。期初配当予想では年間配当金を1株当たり34円としておりましたが、今後の業績動向の見通しを踏まえて、期末配当予想を1株当たり1円増配し17円から18円と引き上げることといたします。これにより、当期の年間配当金は、1株当たり35円となる予定です。
配信元: 株探

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